「朝活をしたいけれど、早起きできない」
「二度寝してしまい、朝活の時間がとれない」
本記事は、このような悩みを抱えている方に向けた内容です。
この記事を読むと、次の3つの内容がわかるようになります。
- 朝活で早起きできない理由
- 早起きできるようになる方法
- 早起きするための日中の過ごし方
以前の私は早起きできず二度寝ばかりしていましたが、今では毎日5~6時に起きて朝活に取り組めています。
これからご紹介する「朝活術」を実践していただくと、誰でも早起きができ朝活に取り組めるようになります。
1日でも早く朝活を始めて目標を達成したい方は、ぜひ続きを読んでください。
日本人の睡眠時間は短すぎ?朝活で早起きできない理由

眠くて朝活ができない人は、睡眠不足である可能性があります。
あなたは毎日、何時間寝ていますか?
日本の平均睡眠時間は6.5時間(参考:「スタンフォード式 最高の睡眠」著 西野精児)。
6時間未満しか眠れていない日本人は、約40%もいます。
各国の平均睡眠時間はアメリカで7.5時間、フランスで8.7時間であり、十分な睡眠時間だといえるでしょう。
外国の平均睡眠時間と比較すると、日本人の睡眠時間は少ないことがわかります。
人間に必要な睡眠時間は7~8時間との報告もあるので、多くの日本人は睡眠時間が足りていません。
したがって早起きするためには、まず睡眠不足をなくすことが重要です。

「私たちの睡眠時間は短い」と自覚し、睡眠不足にならないように心掛けることが大切です!
朝活で早起きできる7つの方法

朝早く起きるための方法を7ステップでご紹介します。
早起き7ステップ
- 睡眠時間を7~8時間とる
- 寝る時間と起きる時間を固定する
- 30分以上の昼寝をしない
- 寝る7時間前からカフェインをとらない
- 午前中に日光を浴びる
- 寝る1~2時間前に入浴する
- 寝る1時間前に画面を見ない
1日ですべて実践することは大変ですが、1個ずつ見直せば確実に効果があらわれます。
朝早く起きるためには、まず睡眠負債をなくすことが大前提です。
睡眠負債とは、負債のように睡眠不足がたまっていく状態のこと。
特に日本人は、睡眠負債を抱えている可能性が高いので注意しましょう。
まずはステップ0で、睡眠負債を解消します。
- ステップ0:休日に思い切り寝て、睡眠負債を解消する
早起きのためには、睡眠時間だけでなく睡眠の質も重要です。
十分な睡眠時間であっても質が低い場合、脳と体の疲れはとれないからです。
そのためステップ1~5では、睡眠の質を高めることに狙いを絞ります。
- ステップ1:睡眠時間を7~8時間とる
- ステップ2:寝る時間と起きる時間を固定する
- ステップ3:30分以上の昼寝をしない
- ステップ4:寝る7時間前からカフェインをとらない
- ステップ5:午前中に日光を浴びる
ステップ5まででも十分高い効果が得られますが、 ステップ6と7 を実践して、さらに睡眠の質を高めましょう。
- ステップ6:寝る1~2時間前に入浴する
- ステップ7:寝る1時間前に画面を見ない
これらのステップを踏むことで、睡眠不足が解消でき良質な睡眠が得られるため、朝早く起きられるようになります。
それでは具体的に紹介していきます。
ステップ0:休日に思い切り寝て、睡眠負債を解消する
睡眠不足の状態のまま無理に早起きをしても、充実した1日を迎えることはできません。
まずは睡眠負債を解消し、本来のパフォーマンス能力を取り戻すことを考えましょう。
すぐに実践できる方法は、目覚まし時計をセットせずに、休日に思い切り寝ること。
週末に長時間眠る「寝だめ」は効果がないことが知られていますが、睡眠負債を解消する応急処置に限り、何時に起きても構いません。
何日か続けてみて、日中に眠気を感じないレベルまで改善できたら、朝活を充実させるための準備が整ったことになります。

睡眠負債を解消すると、簡単に早起きできるようになりますよ!
ステップ1: 睡眠時間を7~8時間とる
睡眠負債がない状態で最も重要なことは、再び睡眠負債を抱えないこと。
睡眠負債を抱えないようにするには、睡眠時間の見直しと睡眠の質の改善が大切です。
まずは、睡眠時間を7~8時間確保するようにしましょう。
睡眠時間が短くても問題ないと思っている人でも、日中に眠気を感じるなら寝不足状態です。
今一度、あなたの睡眠時間について検討してみてはいかがでしょうか。
ステップ2:寝る時間と起きる時間を固定する
あなたは旅行先のホテルで寝るとき、なかなか眠れなかった経験はありませんか?
狩猟採集時代の人間は、寝るときの環境がいつもと違っていると「外敵が潜んでいるのではないか」と警戒して寝付かないようにしていました。
現代に生きる人間も同じ性質を持っているため、寝るときの環境が変わると寝付きにくくなります。
睡眠の質を上げるためには、いつも同じ環境で寝ることが大切です。
具体的な方法として、なるべく毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることがオススメ!
もし可能であれば、休日も平日と同じ時間に就寝・起床することがベストです。

休日に長く寝たい場合でも、平日の起床時間との差が1~2時間以内にとどめておくのがいいでしょう!
あまりに差が大きいと、時差ボケ状態になってしまいます。
ステップ3:30分以上の昼寝をしない
「休日はたくさん昼寝できる!」という考えは、要注意です。
なぜなら昼寝時間を長くしすぎると、睡眠リズムは大きく乱れるからです。
長時間の昼寝をすると夜に眠たくなくなり、睡眠の質が低下します。
ただし30分以内の昼寝は、パフォーマンス能力を回復させるとの報告があります。
したがって休日の昼寝は、30分以内を目指すように心掛けましょう。

私は普段、20分程度の昼寝を心掛けています!
ステップ4:寝る7時間前からカフェインをとらない
午後にコーヒーを飲むときは、時間帯に注意しましょう。
コーヒーに含まれるカフェインが体内で分解されるまで7時間以上もかかってしまい、夜に眠気を感じなくなるからです。
カフェインをとる時間は就寝時間の7時間前までに制限することが、良質な睡眠をとるために重要になります。
ステップ5:午前中に日光を浴びる
睡眠の質を高めるためには、午前中に日光を浴びることも大切です。
なぜなら日光を浴びることで、睡眠に関するホルモンのバランスを調整できるからです。
私たちが眠るためには、睡眠に関するホルモン「メラトニン」の分泌が必要になります。
メラトニンは、日光を浴びて分泌される「セロトニン」と呼ばれるホルモンから生成される物質です。
つまり午前中に日光を浴びると、午後にかけてセロトニンからメラトニンが生成され、良質な睡眠が得られます。
午前中に散歩や買い物に出かけて、日光を積極的に浴びるようにしましょう!
朝活で散歩やジョギングをすると、日光も浴びながら運動もできるので一石二鳥です!
ここまでのステップ1~5を踏むと、睡眠の質は改善されていることでしょう。
ステップ6と7では、さらに良質な睡眠をとるための方法を紹介します。
ステップ6:寝る1~2時間前に入浴する
睡眠の質をさらに高めるには、寝る1~2時間前の入浴がオススメです。
入浴した直後は一時的に体温が上がりますが、1~2時間経つと徐々に体温は下がっていきます。
寒い冬になると眠たく感じるように、体温が下がるときに人間は眠気を感じます。
寝る1~2時間の入浴を心掛けることで、スムーズに入眠できるようになるでしょう。
ステップ7:寝る1時間前に画面を見ない
あなたは寝る前にスマホを触ったり、テレビを観たりしていませんか?
画面から発せられるブルーライトは、睡眠を妨げて覚醒させる効果があります。
この効果の他にも、テレビやスマホ(YouTube、SNS)を見ると脳が興奮状態になるため、寝付きが悪くなってしまいます。
少なくとも寝る1時間前には、スマホやテレビを控えるようにしましょう。

私は寝る直前に読書をすることで、脳をリラックス状態にして寝るように心掛けています。
まとめ

充実した朝活を行うために、睡眠負債を解消し早起きする方法をご紹介しました。
睡眠負債を抱えている人は、休日に十分に睡眠をとって早起きできる7つの方法を実践してみましょう。
早起きの習慣を短期間で身につけることは難しいと思いますが、根気よく取り組むと必ず効果があらわれます。
早起きして朝活に取り組み、1日を充実させてみてはいかがでしょうか。