「朝活は何時から始めるべきか分からない」
「朝活で勉強効率を高めたい」
本記事は、このように思っている人に向けた内容です。
本記事を読むと、次の3点が分かるようになります。
- 朝活でオススメの起床時間
- 勉強効率を高める方法
- 勉強に集中できる方法
以前の私は、本3ページ分の勉強を朝活にしていましたが、今では同じ時間で2倍の量を学べるようになりました。
これからご紹介する「朝活術」を実践するだけで、あなたの朝活がより一層充実し、目標達成へ近道ができるようになります。
副業を成功させて独立したい方、資格を取得して出世したい方は、ぜひ続きを読んでください。
朝活で勉強するのは何時から?

朝活で勉強するベストな時間は、人によって異なります。
4時半に起きると頭が冴える人もいれば、8時から勉強すると効率がよくなる人もいることでしょう。
しかし、ベストな時間帯が分からない人は、まずは6時から朝活を始めることをオススメします。
朝活を6時から始めるべき理由とは?
6時からの朝活をオススメする理由は、日の出時間が6時前後であるから。
約20万年前の狩猟採集時代、人間は日の出とともに太陽光を浴びて、目を覚ます生活を送っていました。
太陽が昇り始めると起床し、太陽が沈んでから就寝するといったように、人間の体は太陽のリズムに適した睡眠を行っているのです。
睡眠に関わるホルモン「メラトニン」に関する研究で、次のような報告があります。
- メラトニン量は、日の出時間に近い6時頃から減少し、日没時間に近い18時頃から増加します。

朝6時になると、メラトニン量が少なくなるため、体内で起床の準備が始まります。
この結果から、メラトニン量が減少する時間、つまり6時頃に起きて朝活することが、人間の体内リズムに適していると考えています。
最終的に朝活は何時からでもOK!勉強がはかどる時間を見つけよう
朝活を6時に始めることをオススメしましたが、必ずしも6時がベストだとは限りません。
朝型と夜型の人に分かれているように、個人差によって朝活がはかどる時間は異なります。
まずは6時に起きて、朝活が充実しているかをチェックし、少しずつ時間をずらしながら自分に合った時間を見つけるようにしましょう!

私は、5~6時に朝活を始めることが多いです。
昔は4時起きにチャレンジしましたが、私の体質には合っていなかったようです。
朝活で勉強効率を高める方法

自分に合った朝活時間を見つけると、勉強効率が高まります。
しかし、勉強効率を高めるためには、朝活時間だけでなく「どのように勉強するか」も重要。
より一層効率を高めるための「朝活術」を、具体的にご紹介します。
勉強効率を高める「朝活術」
- 「1つの作業」だけに集中する
- 「集中力を高める曲」を流す
- 「集中モード」を使う
- 「タイマー」で、締め切り効果を利用する
- 「タイムタイマー」で、締め切り効果を最大限に利用する
「1つの作業」だけに集中する
朝活のとき、メールやSNSをチェックしながら勉強をしていませんか?
人間は、基本的に1つのことしか集中できません。
「あの人は、マルチタスクができる」と耳にすることが多いですが、大きな誤解です。
例えば、メールチェックと資料作成を同時に行う場合を考えてみましょう。
このとき2つの作業を、同時に行っているのではありません。
メールチェックと資料作成の2つの作業に対して、脳が素早くタスクを切り替え、常にシングルタスクをしているのにすぎないのです。
脳がタスクの切り替えをするたびに、集中力が途切れてしまいます。
高い集中力を維持するために、1つの作業だけに集中するようにしましょう。
具体的には、次のルールを設けることをオススメします。
- YouTubeを見ながら勉強しない
- 勉強するときは、メールの通知をOFFにする
- 勉強するときは、スマホを引き出しにしまっておく

「マルチタスク」はできないことを、肝に銘じておきましょう!
「集中力を高める曲」を流す
朝活を始めるまでに時間がかかる人には、集中力を高める曲を流す方法がオススメ。
自分に合った集中できる曲を流すことで、集中モードへの切り替えが素早くできるようになります。
基本的にマルチタスクはできないと説明しましたが、「集中力を必要とせず、無意識レベルでできる行動」であれば勉強と同時にできるのです。
無意識レベルでできる行動は、次の通りです。
- 音楽を聴く
- 歩く
- (普段から慣れている人の場合)皿洗い
無意識レベルでできる「音楽を聴く」を、勉強に組み合わせることで、集中力アップを狙います。
集中力を高める曲には、歌詞がない曲がオススメです。
歌詞がある曲を流すと、歌詞に意識を奪われて集中力が遮られることに・・・。
リラックス系やテンポアップ系などの曲を試し、自分に合った「集中力を高める曲」を見つけてみましょう!

私は勉強用とウォーキング用、ストレッチ用に曲を分けています。
朝活の内容に合わせて、流す曲を変えることもオススメです!
「集中モード」を使う
あなたは、スマホやパソコンに備わっている機能「集中モード」を知っていますか?
集中モードとは、設定した時間帯のSNSやメールの通知をOFFにする機能です。
集中モードを活用することで、勉強中に集中力が途切れることがなくなります。
集中モードの最大のメリットは、周りに作業を邪魔されないこと。
SNS通知を受けてスマホに意識を向けると、勉強への集中力が途切れてしまいます。
再び高い集中力に戻すためには、少なくとも数分間は必要です。
このような集中力のロスを防ぐために、勉強中はスマホやパソコンを集中モードにしておきましょう!
「タイマー」で、締め切り効果を利用する
朝活の勉強効率を高めるためには、タイマーで「締め切り効果」を利用する方法も効果的です。
締め切り効果とは、残り時間が少なく追い込まれたときに、高いパフォーマンスを発揮する効果のこと。
狩猟採集時代のころから人間には、追い込まれたときにパフォーマンスが高くなる仕組みが備わっています。
人間は、獣などの外敵に襲われ命を落とすかもしれない場面を、何度も経験してきました。
外敵に襲われたときに素早く判断しなければ、生き延びることができなかったため、人間に「締め切り効果」が備わっているのです。
現代では外敵に襲われることはありませんが、誰でも締め切り効果を利用できます。
夏休み終了間近になって、急いで宿題をするときの高い集中力を、経験したことがある人は多いのではないでしょうか?
勉強も同じように、タイマーで残り時間を意識すると「締め切り効果」によって、集中力が高められることでしょう。

私たちの体の仕組みは、狩猟採集時代から大きく変わっていないのです。
「タイムタイマー」で、締め切り効果を最大限に利用する
締め切り効果を、さらに効果的に利用できる時間管理アイテムが「タイムタイマー」。
タイムタイマーは、残り時間が赤く表示されるため、直感的に時間管理できる優れものです。

タイムタイマーを使うと、脳への負担を減らして素早く情報処理できるメリットがあります。
脳には、文字や数字による情報処理が得意な左脳と、イメージによる情報処理が得意な右脳に分けられます。
一般的なタイマーの場合、左脳を使って数字を認識し、タイムタイマーを使うと、右脳で残り時間を認識します。
また、左脳と右脳の情報処理スピードは異なっており、早く処理できるのが右脳の強み。
つまりタイムタイマーで視覚的に把握すると、右脳で情報処理を行うため、スムーズに残り時間を認識できるのです。
脳への負担を減らしながら「締め切り効果」を利用できるため、タイムタイマーを使うと高い集中力を維持できます。

私は朝活で記事を書くとき、必ずタイムタイマーを使っています。
タイムタイマーのおかげで、本記事も集中して執筆できました。
まとめ

朝活を始める時間に迷っている場合、5~6時から始めることをオススメし、勉強効率を高める朝活術をご紹介しました。
5つの「朝活術」を使うと勉強がはかどり、充実度の高い朝活を実現できます。
自分に合っていると思った方法を、まずは1つピックアップし、実践してみてはいかがでしょうか?